歯科医院専売「ハビットプロ」は何が違う?成分より大切な“配合バランス”|お知らせ

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歯科医院専売「ハビットプロ」は何が違う?成分より大切な“配合バランス”

歯科医院専売「ハビットプロ」は何が違う?成分より大切な“配合バランス”

 

 

歯科医院専売「ハビットプロ」は何が違う?成分より大切な“配合バランス”

 

洗口液を選ぶとき、「殺菌成分が入っているか」「成分の数が多いか」に目が向きがちです。しかし、実際の働きを左右するのは、濃度や配合比率、ほかの成分との組み合わせ、続けやすさを含む“処方全体”です。今回は、歯科医院専売の洗口液「ハビットプロ」を、配合バランスという視点からご紹介します。

 

 

過去記事とは違う視点で解説します

 

以前、当院ではハビットプロ・ワンショットプロ・リセットコートプロの使い分けをご紹介しました。また、北野坂鳥居歯科医院の記事では、殺菌成分や歯科医院専売である理由が解説されています。本稿ではその内容を踏まえ、配合バランスと日常ケアでの位置づけに焦点を当てます。

 

 

3つの薬用成分を、目的に合わせて配合

 

ハビットプロには、原因菌を殺菌して歯垢の付着を防ぐCPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)、歯ぐきの炎症を防ぐGK₂(グリチルリチン酸ジカリウム)、歯肉炎による出血を防ぐTXA(トラネキサム酸)が配合されています。効能は、歯肉炎・出血の予防、歯垢付着の防止、口臭防止、口中の浄化・爽快です。

 

当院が重視しているのは、「成分は多ければよいのではなく、互いの働きを妨げにくい配合比率が大切」という点です。別の目的で加えられた成分が、組み合わせによって殺菌成分の働きに影響することもあります。ハビットプロはノンアルコール処方で、天然ミントの香味を採用しています。刺激の少なさと毎日の続けやすさにも配慮された設計です。

 

 

「コンクールFより殺菌力が高い」はどう考える?

 

当院では、CPCとグルコン酸クロルヘキシジンを比較した一定条件下の殺菌試験を踏まえ、ハビットプロの殺菌力についてご説明しています。

 

ただし、この比較は、菌種、濃度、接触時間などが定められた試験条件下で得られた結果です。日常使用における製品同士の優劣を、すべての方やすべての使用目的について一律に示すものではありません。洗口液を選ぶ際には、成分名だけでなく、処方全体や使用方法まで確認することが大切です。

 

 

なぜ歯科医院専売なの?

 

当院では、市販品はむし歯予防などの幅広い効能や使用感も考慮して成分を組み合わせている一方、成分の組み合わせによっては、殺菌成分の働きに影響する場合があると考えています。

 

ハビットプロは、むし歯予防を効能として掲げず、歯肉炎や出血、歯垢の付着、口臭へのケアに目的を絞った処方になっています。

 

歯科医院でお口の状態と使用目的を確認し、適している方に提案することが「歯科医院専売」の意味です。市販品よりも必ず優れているという意味ではありません。

 

 

大切なのは「1回の強さ」より、毎日の補助習慣

 

ハビットプロを用いた30名の研究では、研究条件として歯みがきに加えて1日4回、1週間継続して使用したところ、口腔内細菌数の減少が認められました。一方、単回使用直後の変化には統計学的な有意差がなく、深い歯周ポケットには洗口液が届きにくいことも示されています。

 

つまり、洗口液は歯周病を治す薬でも、歯ブラシや歯間清掃の代わりでもありません。毎日の清掃を支える、補助的なケア用品です。

 

使用する際は、原液を薄めず、約10~20mLを口に含み、20~30秒すすいでから吐き出します。その後の水すすぎは不要です。使用回数については、ほかに使用している洗口液も含め、歯科医師または歯科衛生士にご相談ください。

 

 

麻布十番歯科オーラルケアでは、歯ぐきの状態、むし歯や歯周病のリスク、インプラントの有無、生活習慣などを確認し、洗口液が必要か、どの製品が合っているかをご提案します。

 

「何となく強そう」というイメージだけで選ぶのではなく、毎日無理なく続けられる方法を一緒に考えていきましょう。気になる方は、お気軽にご相談ください。

監修者  鳥居 秀平  医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/理事長

「医は仁術」の理念に基づき、患者様の気持ちに寄り添い、誠実で愛情ある治療を行うことを大切にしています。当院では、患者様の不安や希望を伺い、その方に適した治療を提供することを重視しています。オペ室や歯科用CT、マイクロスコープなどの設備を整え、安全で信頼できる治療環境を整えており、スタッフ一同、患者様の大切な歯を守るために努めております。

略歴

  • 1994年 日本大学松戸歯学部卒業
  • 1996年 英国マンチェスター大学研究在籍
  • 1998年 国立大学 東京科学大学大学 歯学部 文部教官
  • 1998年 東京科学大学付属歯科衛生士学校 講師
  • 1999年 国立大学法人 東京科学大学大学院医歯学総合研究科
    顎顔面機能再建学系専攻 文部科学教官
  • 2001年 北野坂鳥居歯科 開業

所属

  • 日本口腔インプラント学会 専門医、指導医
  • アジア口腔インプラント学会 認定医