麻布十番歯科オーラルケア 6人のスペシャリストたち

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無痛治療について☆

こんにちは、麻布十番歯科オーラルケア水曜・木曜勤務の金承建です。

本日は無痛治療についてです。

そもそもなぜ歯科治療中に痛みを感じるのでしょうか。

虫歯になってしまった歯というものは6つの層で構成されてきます。
虫歯の表層から順番に

多菌層・・・多数の菌が充満

寡菌層・・・少数の菌が認められる

先駆菌層・・・わずかな菌が侵入

混濁層・・・わずかに混濁している層であるが、細菌感染は見られない

透明層・・・正常な象牙質より透明に観察され、石灰化度が高い。

生活反応層・・・透明層と、正常象牙質の間の層

と分けられ、多菌層~先駆菌層は第一層と呼ばれ、痛覚はなく、再石灰化は不可能です。
混濁層~生活反応層は第二層と呼ばれ、痛覚があり、口腔内の清掃状況により、再石灰化が可能な層です。

虫歯を除去するときに、第二層を削ると、あの嫌な痛みが発生してしまいます。

そのために虫歯を除去する際は、第一層のみを選択的に削る必要があります。
これはMI(ミニマムインターベンション)治療といい、最小限の侵襲を意味しております。

第一層のみを削ることが無痛治療であり、そうするためにはカリエスチェックなどの虫歯を染める商品を用いて、
削るべきところを色付けし、その部分のみを除去するとほとんど痛みなく必要なところのみを切削することができます。

また拡大鏡や顕微鏡を用いての治療はさらに虫歯に対してピンポイントでアプローチができるため、とても有効的です。

ですが、いくら第二層を削らないとしても神経本来の働き(痛みの感知)により風や水などで痛むことがあります。
このような副次的に来る痛みを取り除くことを除痛治療といい、患者様のご希望によっては、麻酔を行い除痛治療を行います。
当院では麻酔も極細の針を用い、ゆっくり麻酔していくため針を刺す際の痛みもほとんどありません。

一般的な保険治療ではスピーディーな治療が求められます。麻酔による除痛下で肉眼レベルでの虫歯除去になる為、神経に刺激を与えているにも関わらず、除痛下であり痛みを感じない代わりに神経の刺激による炎症を起こしてしまい易い欠点があります。

治療も二次虫歯になりやすい安価な金属を用いる修復がいまだに多く行われております。

当院の保険外の白い詰め物外来では拡大鏡・顕微鏡を用い、さらにカリエスチェックを使用しており、
健全な歯を無駄に削りすぎないよう、虫歯の取り残しがないように、ゆっくりと、ゆっくりと治療を行っていきます。
また詰め物も二次虫歯になりやすい安価な金属を用いないようにし、将来的なケアまで含めしっかりと管理を行っていきます。

注意点として虫歯がかなり深い場合は第一層のみを削ったとしても、歯の中にある神経が刺激に耐えられなくなったケースです。
この場合、治療中は痛みを感じなくても麻酔が切れた時や、治療後数時間後などにズキズキとした痛みを感じることがあります。
これが歯髄炎(神経の炎症)というもので、治療法としては残念ながら神経を取り除く治療になってしまいます。

治療のケースによって選択する方法が異なってくるため、まずは麻布十番歯科オーラルケアに来院しての検診をお勧めしております。