「お盆の冷たい誘惑!知覚過敏と酸蝕症に注意」
8月12日、真夏の暑さはピーク。お盆休み中の今、かき氷・アイス・冷たいジュース・ビールなど、冷たい飲食の誘惑が止まりません。
しかし、こうした飲食は知覚過敏や酸蝕症のリスクを高めることがあります。
知覚過敏とは?
歯の表面のエナメル質が削れたり、歯ぐきが下がって象牙質が露出し、冷たい刺激が神経に伝わりやすくなった状態です。
夏は冷たい飲食の頻度が増え、症状が出やすくなります。
酸蝕症とは?
酸性度の高い飲食物(スポーツドリンク、炭酸、柑橘系ジュースなど)で歯の表面が溶ける状態です。むし歯とは違い、細菌ではなく酸によって起こります。
夏の飲み物で危険なのは?
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炭酸飲料(pH2〜3)
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スポーツドリンク(pH3〜4)
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柑橘系ジュース(pH3前後)
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甘味入りアイスコーヒー(糖分+酸)
これらはちびちび飲みが特に危険。口の中が長時間酸性状態になり、歯が再石灰化する時間が取れません。
守るためのポイント
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冷たい飲み物は短時間で飲み切る
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飲んだ後は水で口をすすぐ
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知覚過敏用歯磨き粉やフッ素入り歯磨きを使用
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就寝前の酸性飲料は避ける
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症状が出たら早めに歯科医院で診断
麻布十番歯科オーラルケアでは、知覚過敏の原因に応じた治療・予防プランをご提案しています。
お盆の間も、大切な歯を守る意識を忘れずに過ごしましょう。
【開院日】
8/12(火)9:00-17:00
8/16(土)9:00-17:00
8/17(日)9:00-17:00
監修者 鳥居 秀平 医療法人社団 悠和会 北野坂鳥居歯科医院/理事長

「医は仁術」の理念に基づき、患者様の気持ちに寄り添い、誠実で愛情ある治療を行うことを大切にしています。当院では、患者様の不安や希望を伺い、その方に適した治療を提供することを重視しています。オペ室や歯科用CT、マイクロスコープなどの設備を整え、安全で信頼できる治療環境を整えており、スタッフ一同、患者様の大切な歯を守るために努めております。
略歴
- 1994年 日本大学松戸歯学部卒業
- 1996年 英国マンチェスター大学研究在籍
- 1998年 国立大学 東京科学大学大学 歯学部 文部教官
- 1998年 東京科学大学付属歯科衛生士学校 講師
- 1999年 国立大学法人 東京科学大学大学院医歯学総合研究科
顎顔面機能再建学系専攻 文部科学教官 - 2001年 北野坂鳥居歯科 開業
所属
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- アジア口腔インプラント学会 認定医